2022/01/28
麻酔はなるべく痛くなく行おうとしても、どうしても痛みが出てしまうことがあります。
一概に麻酔をするといっても、行う治療の内容によって打つ場所が違います。
虫歯治療の場合、歯の中に通っている神経を麻痺させればよいため、歯の周りの歯ぐきの1ヶ所だけに打てば効いたりします。歯周病治療の場合、歯の周りの歯ぐき全体に注射をするため、刺すたびにちくちくします。
さらに虫歯治療の麻酔と決定的に違うのは、歯ぐきが腫れているか腫れていないかということ。
虫歯治療の際、歯ぐきが炎症を起こしていなければ麻酔はあまり痛くありません。
ですが、歯周病治療の場合は「歯周病=歯ぐきが炎症を起こしている」なので炎症を起こしている歯ぐきに麻酔をしなければなりません。この炎症を起こしているところに麻酔をするのが結構痛いです。
でも麻酔をしないと歯石を取るのが痛かったりするので、背に腹は代えられない。「ごめんなさい…」と思いながら麻酔をしています。麻酔が痛かった方、何卒ご容赦ください。。。