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2014年3月12日

写真 2014-03-12 9 08 44.jpg

歯科治療用のEr-YAGレーザーを導入しました。

Er-YAGレーザーでできることは、虫歯を削ること、虫歯の予防、歯周病の治療、根の中の殺菌、知覚過敏の治療、抜歯後の治癒促進、口内炎の痛みの緩和、インプラントの周りの炎症の治療などさまざまです。

レーザーにはいろいろ種類がありますが、内部にまで影響を与えるものが多く(それによる利点があるわけですが)、処置に関係のない深いところ(たとえば歯の中の神経)まで影響が及ばないEr-YAGレーザーを選択しました。

レーザーでの処置と言われると痛いような気がしますが、水で冷やしながら少しずつレーザーを発するようにできているので、麻酔なしでも痛みの少ない処置が可能です(歯肉を切るときなどはもちろん麻酔をします)。

https://www.araident.com/

2012年6月26日

先日、これぞ数字のマジック、これぞメディアによる根拠のない歯科バッシングというニュースがありました。


最近のインプラントに関するメディアの報道は、明らかに悪意をもって作られており、見る者の不安をいたずらに煽ることで視聴率を取ろうとする、現実とはかけ離れた内容となっています。

そんな中でもさすがにこれはひどいと思いましたのでこのブログを書きます。

まずは全文を転載しますのでお読みください。

毎日新聞より

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 あごの骨に金属製の人工歯根を埋め込んで人工の歯を取り付けるインプラント治療で、治療している歯科医の6割が何らかのトラブルを経験していたことが、日本歯科医学会の初めての全国調査で分かった。手術設備や治療前の検査にもばらつきがあった。同学会は調査結果を基に、インプラント治療のガイドライン作りを始める方針だ。

 インプラント治療は、入れ歯よりも自分の歯のように強くかめる半面、治療を巡るトラブルがあとを絶たない。日本歯科医学会は3月、全国の歯科医師会を通じて歯科診療所の医師1000人に調査票を送り、423人から回答を得た。

 その結果、この治療に取り組む289人のうち、60.8%が治療による何らかのトラブルを経験していた。具体的には▽人工歯の破損が67.5%▽インプラント周囲の炎症が55.4%--などだった。また、4人に1人が「神経のまひ」や「異常出血」などの重い医療トラブルを経験していた。手術を手術室でするかや治療前の検査内容にばらつきがあることも分かった。

 インプラント治療はほとんどが自由診療でこれまで治療のガイドラインがなかった。調査を担当した栗原英見広島大教授は「他の歯科診療所の取り組みを知る機会を設けるなど、ガイドラインが守られるための仕組みも作りたい」と話している。【斎藤広子】

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内容は問題ないとは思います。

問題はこのニュースを誤解している患者さんがいるということです。

当院にいらした患者さんは、

「テレビでやってたけど、インプラントは4人に1人が骨に問題が起きるんでしょ?」

と完全な誤解をされておりました。

私はそのテレビを見ませんでしたが、このような誤解を一人の方がしているという事実がありますので、日本中で言えばかなりの数の方が同じ誤解をされたことでしょう。

そのような誤解を生むような報道だったわけです。


また上の記事に、「インプラント、4人に1人がトラブル」というタイトルがついているものも見かけました。

(誤解ないように言いますと、毎日新聞様がつけたタイトルではないと思います。)


しっかり読んでいただければ分かりますが、患者さん4人に1人ではなく、

歯科医師4人につき1人がなんらかの重い医療トラブルを経験しているという記事なのです。


歯科医師1人につき100回のインプラント経験があるとして、

そのうちの1回でトラブルがあった歯科医師が4人に1人いたとすると、

100人歯科医師がいたら、インプラント手術は10000回あり、そのうちの歯科医師25人にトラブルがあった、

という計算になります。

25人がトラブルを平均1回経験しているとすると、25/10000=0.0025=0.25%です。

実際は平均の経験数がもっと少ないかもしれませんが、1人につき10回としても2.5%です。


「インプラント、(歯科医師)4人に1人がトラブル」

なのに、このタイトルを見たら普通は、

「インプラント、(患者)4人に1人がトラブル」という意味にとらえるでしょう。

0.25%を25%に見せてしまっているのです。

悪質な意図があるとしか思えません。


最近のインプラントバッシングは、死亡事故や使い回しの問題、医療トラブルの増加が発端となっています。これらはほとんどが心ない金儲け主義の歯科医師によるものだと思います。


きちんとした治療をこころがけている歯科医師は今大変心を痛めています。

インプラントが最適な治療だと思われる患者さんが、

誤解によってインプラントを選択しなくなり、

その結果最良のゴールに到達できなくなるからです。


インプラントはしっかりと診査・診断をすれば、

成功率は90%台後半ですし、トラブルも起きづらいものと考えます。


みなさん、視聴率至上主義のメディアの過度なあおりを真に受けないようにご注意ください。

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2011年1月 5日

歯がなくなった際に、そのなくなった部分に歯を補う方法は4種類あります。

ブリッジ・入れ歯・移植そしてインプラントです。

ブリッジと入れ歯に関しては、残っている歯に負担がかかりますので、負担のかかった歯の寿命が短くなってしまいます。

移植に関しては、他人の歯ではなく自分の口の中に移植元の歯がなければ不可能なため、できない場合が多いです。

歯を抜いた後になにも入れないという選択肢もあります。しかし、噛んだときに歯にかかる力は残った歯だけで支えるため、歯がなくなればなくなるほど残った歯にかかる負担は大きくなり、その負担により歯の寿命が短くなります。
2〜3本歯がなくても食べ物は噛めるから大丈夫、というわけではないのです。

インプラントは移植元の歯の必要はなく、他の歯に負担をかけることもなく、むしろ残っている歯にかかる負担を支えてくれるため、単純に考えると移植ができない場合はインプラントがベストな選択肢となります。

何本か歯が抜けてしまい、もうこれ以上歯を失いたくないという方は一度ご相談下さい。

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インプラントのデメリット
アストラテックインプラント

2010年9月28日

インプラントにはいくつかデメリットがあります。

1.保険が効かず、価格が高い

 インプラント治療は原価が依然高く、保険の適応にはなっていません。
ですからどうしても価格が高くなってしまいます。当院では一本32万円〜となっています。

2.手術の必要がある

 手術といっても、全身麻酔をかけるような大掛かりなものではなく、虫歯を削るときにする麻酔と同じものを使って、1時間ほどで行う小手術ですが、ブリッジや入れ歯など、インプラントに代わる治療に比べれば、体へのダメージは大きくなります。

3.ブリッジや入れ歯の方が見た目をよく改善できる場合がある

4.治療期間が長い

 ブリッジや入れ歯が1週間〜1ヶ月あればできるのに対して、インプラントは3ヶ月から8ヶ月かかります。

5.全身の病気などの状態により、できないことがある

6.噛み合う歯に対して、過剰な負担がかかることがある

7.タバコを吸っていると成功率が下がる

 これはデメリットとは言わないかもしれませんが、喫煙者の方には厳しい現実かもしれません。

8.18才以下(成長が止まっていない人)には適応できない


ほかにも細かいデメリットはあります。

ここまで見るとインプラントなんてやらないのが身のためとお思いになるでしょうが、そうではありません。

これらのデメリットを補って余りあるメリットがあるからこそ、インプラントを選ぶ方がたくさんいて、そして満足していらっしゃるのです。

悩んでいらっしゃる方はぜひ一度ご相談下さい。

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アストラテックインプラント

2010年9月27日

インプラントはさまざまな会社が独自のコンセプトに基づいて開発しています。

当院ではその中で、アストラテックインプラントシステムを採用しています。

世界でも有名なアストラゼネカ社のグループ会社のアストラテック社が生産している、信頼性の高いインプラントです。

特徴は、インプラントを支える骨がなくなるスピードが遅い、つまり長持ちするということです。また見た目もいいことから、前歯の部分で効果的です。

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インプラントのデメリット

2010年4月19日

日々診療をしていると、残念ながら歯を抜かないといけないことがあります。
そんなとき意外な言葉が患者様の口から出てきます。

「歯を抜いたら差し歯にすればいいんでしょ?」


ここにはひとつの誤解があります。

「差し歯というのは歯を抜いた後の穴に、なにか歯の形をしたものを差し込んでいるものだ」

という誤解です。


実際は差し歯というのは自分の歯があってはじめて可能な治療法です。
つまり歯を抜いたら不可能になるのです。

歯の中には神経が通っている管があります。その管に金属製の歯を差し込む方法なのです。現在ではその方法はあまり行われておらず、「差し歯」という名前だけが残っているというわけです。


誤解された「差し歯」のイメージに一番近いのはインプラントでしょう。

インプラントは歯を抜いたあとの骨に人工の根を植え込み、その上に歯をたてるという方法です。

歯を抜いた後を補う方法は他に、入れ歯・ブリッジ・移植があります。
全ての治療にはメリット・デメリットがあります。

「素人にはよくわからないので先生お願いします」
では、いい結果は出ません。

大事なのは、
歯医者が、考えうる治療方法をきちんと患者様にお伝えすることと、
患者様が、それを理解する努力をし、納得した上で選択することです。

詳しくは当院のホームページをご覧下さい。

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インプラント関連
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引っ越し

荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

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【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始