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2010年4月19日

日々診療をしていると、残念ながら歯を抜かないといけないことがあります。
そんなとき意外な言葉が患者様の口から出てきます。

「歯を抜いたら差し歯にすればいいんでしょ?」


ここにはひとつの誤解があります。

「差し歯というのは歯を抜いた後の穴に、なにか歯の形をしたものを差し込んでいるものだ」

という誤解です。


実際は差し歯というのは自分の歯があってはじめて可能な治療法です。
つまり歯を抜いたら不可能になるのです。

歯の中には神経が通っている管があります。その管に金属製の歯を差し込む方法なのです。現在ではその方法はあまり行われておらず、「差し歯」という名前だけが残っているというわけです。


誤解された「差し歯」のイメージに一番近いのはインプラントでしょう。

インプラントは歯を抜いたあとの骨に人工の根を植え込み、その上に歯をたてるという方法です。

歯を抜いた後を補う方法は他に、入れ歯・ブリッジ・移植があります。
全ての治療にはメリット・デメリットがあります。

「素人にはよくわからないので先生お願いします」
では、いい結果は出ません。

大事なのは、
歯医者が、考えうる治療方法をきちんと患者様にお伝えすることと、
患者様が、それを理解する努力をし、納得した上で選択することです。

詳しくは当院のホームページをご覧下さい。

https://www.araident.com/

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引っ越し

荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

http://www.araident.com/

【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始