ドライソケット 荒井歯科医院(飯能市・入間市・日高市)
抜歯をした後にすごく強い痛みがある場合、ドライソケットになっている場合があります。
ドライソケットとはドライ(乾燥)ソケット(抜歯窩:抜いた後の穴)で、
抜いた後の穴は通常は肉のようなもので覆われるのですが、
傷口が細菌に感染したり、抜いた直後に傷口を無理にいじったりすると、
傷口が肉で覆われず骨が露出してしまいます。
骨が露出すると強い痛みがでることがあります。
治療法としては再掻爬といって、傷口を再度いじって出血させ、血の固まりを作り、
治りを待つ他ありません。当面の痛みは薬で抑えることになります。
実は僕も自分自身がドライソケットになったことがあります。
随分前ですが、左下の親知らずを抜いた後、ちょっとがんばって飲み会などをしてしまいました。
案の定、抜いた後はドライソケットになり、1週間ほど苦しみました。身をもってドライソケットを体感できてよかったのか悪かったのか...
みなさん、どうぞお気をつけ下さい...