肺炎が日本人の三大死因に 荒井歯科医院(飯能市・日高市・入間市)
本年6月5日に発表された、平成23年度人口動態調査の死因の順位で、
前回4位だった肺炎が、脳血管疾患を抜いて3位になりました。
さて、肺炎のひとつに誤嚥性肺炎というものがあります。
歯磨きなどの口腔ケアがしっかりできていないと、口の中の細菌が増え、それを誤って肺の中に飲み込む(誤嚥する)ことで、その細菌が肺炎を起こす。これが誤嚥性肺炎です。
肺炎の60~80%は誤嚥性肺炎であり、口腔ケアを行うことで高齢者の肺炎の発症率が40%低下すると言われています。
当院の訪問診療で口腔ケアをしている施設でも、原因不明の発熱をする高齢者の方が減ったという声があります。
高齢者の方の口腔ケアをしっかりすることで、肺炎で亡くなるリスクを下げることができます。
当院では施設はもちろん、在宅での口腔ケアも承っており、専任の歯科医師、衛生士が伺って診察にあたります。
なんらかの事情で通院することができないご家族がいらっしゃるのであれば、一度ご相談いただければ幸いです。