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2011年1月 8日

歯医者は痛いというイメージが強いですが、近年では「無痛治療」といって、痛みがない歯の治療というのが当たり前となってきました。

当院にいらっしゃる患者さんも「昔は歯医者は痛いものだと思って通ってたから、痛くなくてびっくりですよ」とおっしゃる方が多いです。

しかし、「痛くない治療=いい治療」なのでしょうか?

治療をする際に麻酔をしてしまえば、麻酔が少し痛いのをがんばればその後は全く痛みなく治療することができます。治療内容の良し悪しに関わらずです。

痛くない治療はもはや当たり前です。そこから先が重要だと私は考えます。

銀歯の土台の歯は銀歯が外れづらい形をしていますか?
治療に使われている器具はきちんと滅菌されていますか?
残せる歯を抜かれたりしてはいませんか?

上の質問に対するみなさんの答えは「分からない」だと思います。

適当に削って銀歯をいれてもさすがに1年はもつので、入れた直後にそれが問題ない治療だったのかは分かりません。

器具が滅菌できているかなんて、細菌は目に見えないので分かりません。

歯が残せるかどうかなんて専門知識がなければ分かりません。

この患者さんに分からない部分はいくらでも誤魔化しがきいてしまいます。


こういった「患者さんには分からない部分」は私たちがしっかりと意識をもって改善していかなければいけないと考えております。

痛くない「だけ」ではなく、長持ちする治療、安全な治療を心がけていきます。

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荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

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【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始