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2011年12月 5日

ときどき、「どうしてこんなになるまでほっておけたんだろう?!」という患者さんがいらっしゃいます。

もちろんお仕事がお忙しかったりするのかもしれませんし、最近では経済的に通うことができない方がいらっしゃることもニュースになっています。

そんな方がいらっしゃると、しっかり治して、健康な状態にしてさしあげたいと思います。


ただ、そういう方々の中でかなり無理をおっしゃる方もいらっしゃるのも事実です。

「今日で痛みを完全になくしてもらえないと仕事に差し支える」

「歯がなくて噛めないので、すぐに噛めるようにしてもらわないと困る」

お気持ちは分かります。


ただ、歯医者は魔法使いではありません。

歯の痛みの中には1日では消せないものもあります。

噛めるようにかぶせものをしたり、入れ歯を作るには、それなりの行程があり、日数が必要です。


ときどき歯科関係の掲示板で、

「歯医者に行ったのに、痛みを取ってくれなかった。あそこはヤブだ」

のような書き込みを見かけますが、どんな歯医者にも現在の歯科医療で不可能なことは不可能なのです。


大事なのは、どうにもならない状態になる前に、軽い症状のうちに歯医者に行くということです。

それを怠ってしまった結果、我慢できないほど痛んだり、ものを噛めなくなったのであれば、

そこは少し我慢していただくほかありません。


虫歯や歯周病は早期発見・早期治療が大事です。

むしろ、時代はその次の、早期発見・長期経過観察(定期的に様子を見て、治療が必要なタイミングになったら治療する)に入っています。


お仕事でお忙しい、歯医者が怖い、というのももちろん分かりますが、

ぜひ一度お休みを取っていただいたり、勇気を振り絞っていただいて、

歯医者さんを受診してみてください。

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荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

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【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始