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2010年11月 1日

乳歯だから虫歯にしてもいいと思いますか?そんなことはありません。

乳歯の虫歯が大きくなりすぎると、はえ変わりの時期が来る前に抜く必要がでてきます。

乳歯が抜けると、その両側の歯が抜けたスペースに倒れ込んでいきます。

短期間で動いたりはしませんので、変化にあまり気づくことはできません。

気づいたときには永久歯がはえるスペースがなくなっているんです。

するとどうなるでしょうか?

永久歯ははえるスペースがなくなりますので、横に飛び出してはえてしまったりします。

犬歯ははえてくるのが比較的遅いので、犬歯のはえるスペースがなくなってしまったのが、「八重歯」です。

「八重歯」はかわいいからいい、って方もいらっしゃるでしょうが、犬歯は咬み合わせにとって非常に重要な役割を果たしますので、咬み合わせに参加できない位置にはえてしまうのは非常にもったいないことです。

永久歯の歯並びががたがたになるとハミガキがしづらい部分ができて、そこから虫歯や歯周病がすすんでいきます。

乳歯のころからの予防が一生に関わるということです。

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荒井歯科医院 院長 荒井淳次 荒井歯科医院
院長 荒井淳次

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【経歴】
2004年
 東京医科歯科大学
 歯学部卒業
同年
 歯科医師免許取得
 東京医科歯科大学歯学部
 附属病院義歯外来専攻生
2006年
 同外来医員に就任
2008年
 同外来非常勤講師として
 週1日勤務
 荒井歯科医院勤務開始